約75%が日本在住(そのうち40%が関東、14%近畿地方、10%が中部地方)、13%欧州、10%北米
イギリス発祥のグリンズアカデミーですが、日英通訳者が多く在住する関東地方の在住者が多くなりました。北米在住者も増えています。
オンサイト通訳については、「やや増えた」と「すごく増えた」を合わせると回答者のほぼ半数に達し、「やや減った」と「すごく減った」の合計13%を大きく上回る結果となりました。アンケートからは、オンサイト通訳の需要が着実に回復・拡大していることがうかがえます。
また、海外案件の増加を実感している回答も見られましたが、それ以上に日本国内での需要増加を挙げる声が多く、日本市場における対面通訳ニーズの高まりがより顕著であることが分かりました。
リモート通訳については、オンサイト通訳とは異なる傾向が見られました。「変わらない」と回答した方が過半数を占め、「増えた」と「減った」はほぼ同程度という結果でした。
「減った」と回答した方の内訳を見ると、特に同時通訳案件の減少を挙げる声が目立ちました。一方で、ビジネス逐次通訳については増加傾向が見られ、リモート通訳においては、案件の種類によって需要に違いが生じていることがうかがえます。
アンケートでは、案件数が増えた理由として、「海外出張・海外からの来訪の増加」と「業界全体での通訳需要の増加」を挙げる回答が特に多く見られました。国際的な人の往来の回復に加え、企業活動の活発化を背景に、通訳需要そのものが拡大していることがうかがえます。
一方で、「AI通訳が使われるようになった」と回答した方も約15%おり、通訳業界を取り巻く環境が変化しつつあることを示す結果となりました。AIの活用は今後さらに進むことが予想されるため、この動向にも注目していきたいところです。
また、「同時通訳も引き受けるようになった」「新しい分野へ仕事を広げた」といった、自身のスキルアップや挑戦が案件増につながったという回答も7.2%ありました。市場環境の追い風だけでなく、一人ひとりの成長が新たな仕事を生み出していることが分かる、非常に励みになる結果でした。